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銀の小箱

児童文学・童話作家 かんのゆうこのブログ

『星うさぎと月のふね』 プラネタリウム番組が上映中!

 

【『星うさぎと月のふね』 プラネタリウム番組が上映されます!】

 

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プラネタリウム番組『星うさぎと月のふね』

文:かんのゆうこ 絵:たなか鮎子 原作:講談社刊 

配給:D&Dピクチャーズ

場所:足立区ギャラクシティ・プラネタリウム

期間:2017年4月6日(木)~ 5月31日(水)

 

このプラネタリウム番組は、ききほどのZINEの記事に書いた、たなか鮎子ちゃんと初めて一緒に作った絵本のプラネタリウム版なのです。

2004年に初上映以来、一年に1~2回は全国どこかのプラネタリウムで上映されている『星うさぎと月のふね』。どうしてこんなに長ーく上映され続けているのか、じつは著者本人も謎なのですが・・・とてもうれしいです。

 



 

 

 

 

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ZINE Week始まりました。

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以前お伝えしました「ZINE Week」が、港区 北青山にあるギャラリーDAZZLEにて始まりました!

ZINE Weekとは

過去記事↓

kanno-yuko.hatenablog.jp

 

私は昨年の年末に鮎子ちゃんからお声がけいただいて、楽しそうだったので参加を決めました。自分の書いた物語に、鮎ちゃんが立体作品の挿絵を作ってくれるなんて、なんとも幸せでありがたい企画。

 

立体作品の装丁や挿絵というのは、小説では時々見かけます。でも、大人向けの作品をほとんど書かない私にとっては、立体作品で挿絵を作ってもらえる機会なんてなかなかありません。

 

今回ZINEのために書いた『木曜館にて』という掌編は、私の短編連作集『とびらの向こうに』(岩崎書店)の中に収録されている『木曜館』のスピンオフになります。作中ではオマージュを込めて童話『星の王子さま』をモチーフとして使いました。

 

ピコグラフィカのZINE特設サイトには、この本の六人の著者メッセージや、本につての詳しい内容、そしてこの本を創ったたなか鮎子ちゃんの思いなども書かれていますので、ぜひご覧ください。

 

ピコグラフィカ picografika | Little Press and Artistic e-Books

こちらのサイトの二番目の写真(右に立体作品、左に文章が写っている写真)が私の書いた物語です。拡大すると一ページ目が読めるかも・・・?

 

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 タイトル『6/0 六つの無限空間』

*目次*

・『木曜館にて』 かんのゆうこ
・『海の底から、さようなら』 古川大輔
・『カフェバー伝書鳩』 根津弥生
・『閉館十五分前』 たなか鮎子
・『ジョージア』 太田衣緒
・『ジョンソン博士の猫(Dr. Johnson’s Cat)』  

クリスティアン アルザッティ(Cristian Alzati)

装丁・イラストレーション / たなか鮎子

 

体裁:A5サイズ 約100ページ
定価:500円(税込)

 

本は、ZINE Week期間中、ギャラリーDAZZLEにて販売いたします。また日にちは未定ですが、通販でもお買い求めいただける形を取るかもしれないとのことです。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。心よりお待ちしております!

 

『ZINE WEEK』

2017年4月18日~4月23日(最終日17時まで)

gallery DAZZLE
〒107-0061 東京都港区北青山2-12-20 #101

http://gallery-dazzle.com/exhibitions/zine-week/

 

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ボローニャ国際児童図書展。


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 現在イタリアのボローニャで開催されているブックフェアを訪れている私の担当編集さんから、ワクワクした様子で写真やレポが届いたので、今日は少しボローニャブックフェアの話をしようと思います。


ボローニャブックフェアというのは、毎年春頃にイタリアのボローニャ市で開かれる児童書の国際ブックフェアで、翻訳権の売買が行われる催し物です。

 

フェアには、出版社、作家、画家、著作権エージェント、印刷関係者、書店員、テレビ・映画製作者などさまざまな人たちが訪れ、版権の売買のほか、児童書をめぐる最新の情報交換が活発に行われるそうです。

 

世界中の出版社が自社一押しの児童書を持参してブースを出し、パネルやポスターでブースを飾り、世界のマーケットに向けて自社の本を紹介します。それと同時に、編集者たちが世界中の出版社のブースを回り、自分の会社から翻訳出版したいと思える児童書を探して回ります。


会場では、編集者や版権担当者、絵本作家さんに混ざって駆け出しのイラストレーターたちもたくさんやってきます。というのも、会場には、児童書や絵本の仕事を夢見ているたくさんのイラストレーターや画家たちが、自分の作品を直接出版社に売り込むチャンスもあるからです。

 

そのほか、絵本作家の登竜門としても知られている絵本原画コンクール入賞作品の展示や、各賞の発表、講演会などなどイベントもたくさん行われるそう。ボローニャブックフェアは、世界最大の児童書見本市なのです。

 

今年、講談社では、『はりねずみのルーチカ』をボローニャに出品する中に入れてくださり、私の担当編集さんが現地ではりきって海外の出版社の方々にルーチカを紹介してくれています。

 

ルーチカの絵を描いてくださっている北見葉胡さんは、ボローニャ国際絵本原画展で二回入選、2009年には『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(作・小手鞠るい 講談社)でボローニャ国際児童図書賞(ラガッツィ賞)受賞を受賞されているという、輝かしい経歴をお持ちの画家さんです。

世界中で出版されている絵本の中から選ばれるわけですから、本当にすごいことだと思います。今年も歴代のラガッツィ受賞作品が会場に展示されている様子を、担当編集さんが写真で送ってきてくれました。

 

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ラガッツィ賞を受賞した『ルウとリンデン 旅とおるすばん』

 

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講談社ブースにて、受賞作品とルーチカを並べて置いてくださっていました。

 

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 講談社の児童書ブース。一番上が高学年向けのファンタジー『獣の奏者」(作;上橋菜穂子)、中段に中学年向けの「はりねずみのルーチカ」シリーズが展示されていました。左側には英訳されたルーチカの紹介リーフレットが置かれています。

 

ルーチカは、現在、中国の大手出版社から全巻(1~5巻)の翻訳出版が決まっていますが、ヨーロッパからはまだ翻訳のオファーはありません。ヨーロッパでは、日本のアニメやマンガはとても人気で定評がありますが、絵本や児童文学は、なかなか翻訳出版されないのが現実です。

 

ヨーロッパでは、自国に優れた児童文学がたくさんあるので、アジアのマーケットで積極的に児童文学を探すということがあまりないらしいというのが、私が以前、聞いたことがある話ですが実際のところはよくわかりません。

 

それに加えて、ルーチカの対象年齢は中学年向けという、日本でも売りにくいと言われている年齢層を対象にしている本なので、世界のマーケットに受け入れてもらうのはなかなかむずかしいと思いますが、ボローニャに出品してもらえるだけでも貴重なことなので、参加できたことそのものを楽しむような気持ちで日本からルーチカたちを見守っています。

 

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