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銀の小箱

児童文学・童話作家 かんのゆうこのブログ

桜 サクラ・・・

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今年最初のお花見に行ってきました。

ここは、重要文化財にも指定されている、旧前田家本邸の庭園にある桜たち。自宅から徒歩5.6分で行ける場所にあるのですが、桜の観光名所というよりも、基本的に近所に住んでいる人たちがのんびり訪れるような場所なので、とても静かで心が落ち着く、お花見穴場スポットです。

 

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一枚の写真には収まりきらないので分けて撮影していますが、これらは広い庭園に360°ぐるりと植えられた桜の木なのです。庭園の中央にたたずんで眺めると夢のような光景がひろがります。

桜の木もずいぶんと古い木なので、枝ぶりもとても立派です。ちょうど今日満開になったばかりのみずみずしい桜たち。きらきら輝く太陽の下、ふっくらとした桜の花びらがほんとうに美しかった。

 

 

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4月になりました。


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4月になりましたね。もうすぐ桜が見ごろになりそう。今年も桜がみられるなんて、ほんとうに幸せだなぁ。

 

今日で、ルーチカ7巻、2回目の書き直し作業終了しました。これから1,2週間原稿を寝かせたあと、さらにもう一回書き直して、そのあとは細かい部分の推敲を2回ほどすればおそらく編集者さんに提出できるだろう、というところまで進んできました。

 

書き始めたのが今年1月だったから、三か月でようやくここまで来れたなぁという感じ。遠い道のりに思える執筆も、毎日少しづつ積み重ねていくことで、いつかはかならず終わる日がくるから、それを信じて書き続ける。ものごとを創り上げていくときには、どんなことでもある程度の根気は必要なものです。

 

同時進行で6巻の制作も進んでいます。先日ラフチェックを終え、表紙の色校正のチェックも終えました。今までとはまたぜんぜん違う色合いの素敵な表紙が出来上がってきましたよ。今回はハロウィンのお話なので、発売は8月下旬か、9月頃の予定です。

 

それ以外にも、今年はルーチカの幼年絵本が発売される予定もありますし、ルーチカ以外の新作企画もひっそり進んでいたりもします。ルーチカとはまた違った世界観の、でもとてもかわいくて、ほっとするような物語を書きました。私の大好きな画家さんとコラボして、かわいい絵をたくさん描いてもらう予定でいますので、こちらも気長に待っててくださいね。

 

その前に、今月18日から港区北青山のギャラリーDAZZLEさんで開催される『ZINE Week』に参加します。こちらよかったら遊びにいらしてくださいね。今ごろ鮎ちゃんは大忙しかも・・・。

kanno-yuko.hatenablog.jp

 

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3月読了本。

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癌と闘わない―私の選択 私の人生、私が選んではいけませんか?

癌と闘わない―私の選択 私の人生、私が選んではいけませんか?

 

 ↑(kindleのみの書籍)

 

【3月読了本 計8冊】

 

・『騎士団殺し』村上春樹

・『サピエンス全史(上)(下)』ユヴァル・ノア・ハラリ

・『新潮4月号』(又吉直樹 『劇場』掲載)

・『マチネの終わりに』平野啓一郎

・『ダヤン、タシルに帰る』 池田あきこ

・『癌と戦わないー私の選択』吉野実香 (kindle版)

 

 

・『騎士団殺し』(一部、二部)

村上さんの小説は、まるで自分の内側にあるものを映し出す鏡のようだと思う。たとえば、この世界の全ての存在は、どこか見えないところで有機的なつながりを持っていて、互いに影響を与え合っている、と思っている人と、この世の全ての存在は独立し個として切り離されているものあって、そこには特別なつながりはない と思っている人とでは、それぞれの人生のなかに見えてくる景色は全く違うものになってくる。

あるいは、人生で起こる全ての出来事は偶然なんだと思っている人と、全ては必然なんだと 思っている人とでは、人生で経験する出来事は全く違う意味を帯びてくるように、これまでの人生の中で、自分の中にどういう価値観を育ててきて、こころの内側に何を抱えているかによって、村上さんの作品から受け取るものは、おそらく全く違うものになってくるだろう。

村上さんの小説を読んでいると、その物語を追いながらも、同時に自分の内側を懐中電灯で照らされて、ぼんやりとしか見えていなかっ部分を新たに発見していくようなおもしろさと感動がある。

 

 ・『サピエンス全史』(上)(下)

とても話題になっていたことと、尊敬する友人が「人生の価値観がひっくり返る体験をした」と勧めてくれたので購入。人類が辿ってきた壮大な歴史をさまざまな角度から紐解いていく本。

この地球上における人類の歴史を語るとき、私たちが学校で習うような千年や二千年くらいの時間幅で物事を見ても、本当のすがたは見えてこないんだなと実感した。ましてや百年、二百年レベルの短さでは、到底真実にはたどり着けない。

この本を読み、人類が生まれてからの歴史を途方もない長さで俯瞰して見てみると、私たち人類はどんなにがんばってもこの地球上の全ての人、全ての生き物たちと幸せに共栄、共存していけるDNAを持ち合わせていないことがよくわかる。個人の気持ちとか、願いなどというはかないものは、人類に刻み込まれているDNAレベルの巨大な生命の流れの渦に簡単に押し流されてしまうものなのだと思うと、何ともいえない無力感を感じ途方に暮れた。

そして、個人の幸せを願う気持ちから始まった行動が、それを突き詰めていくと種の繁栄にはつながるものの個の幸せが犠牲になっていくという矛盾。人類の幸せとは何なのか。どうしたら私たちは、個の幸せと全体の幸せを両立できるのか。

虚構と妄想によって創り出された社会の中で生きる私たち。私たち人類の行き着く未来は・・・。サピエンス(人類)はぜひとも読むべき本。

 

・『ダヤン、タシルに帰る』

猫のダヤンの住むわちふぃーるどの全7巻に及ぶファンタジーをようやく読了。この小説は、主人公ダヤンの物語でもあり、同時にジタンという猫の時を超えた人生の物語でもある。ずっと疑問だった謎や伏線も、最後の巻で回収されてすっきり。小説を読んでいる間にすっかりワチラー(という言葉があるのかどうかは知らないが)になってしまって、家のなかにはたくさんのダヤンが住み着いてしまった。

 

 ・『癌と戦わないー私の選択』

末期に近い乳癌と宣告された著者が、抗ガン剤や放射線、手術というような「癌と戦う治療」を行わずに、ホスピスで痛みのコントロールだけを行う「癌と戦わない」生き方を選択をした経緯や気持ちを綴った本。

私も今までに友人や家族が癌になり、さまざまな治療法を調べたり、近くで病状経過を見てきた体験がある。そんな経験のなかで、もしも自分が癌になったらこの著者と同じ選択をすると前々から決めていたので、とても共感したし参考になった。

この著者の吉野実香さんは、癌になって13年、現在も癌と共存しながら普通の生活を続けている。(癌発覚後、余命2年と宣告された経緯あり)肩の力がすとんと抜けていて自分の病状と淡々と向き合いながら、毎日を大切に楽しんで過ごしている吉野さんを、私はとても素敵な女性だと感じた。

癌治療に対する考え方は人それぞれ。治療方法を全て医者任せにするのではなく、自分で納得するまでさまざまな治療法を調べ、最後は自分がどう生きたいのか、そしてどう死にたいのかに向き合い、一番納得できる形を選び取りたい。

吉野さんは「猫と癌と諸々と・・・」というブログを書かれているので、興味のあるかたはぜひ。↓ 

ameblo.jp

 

 

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