読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

銀の小箱

児童文学・童話作家 かんのゆうこのブログ

ルーチカ第2巻、第4巻の重版。

f:id:ferienomori:20170118174548j:plain

先月、ルーチカの第1巻(6刷目)の重版が出来上がったばかりなのですが、今度はルーチカ第2巻と第4巻の重版が決まりました。

第2巻は4刷目、第4巻は3刷目になります。

物語を書いていて一番うれしいことは、読者のみなさんに読んでいただくこと、これに尽きます。本当にうれしいな。どうもありがとうございます。

ちよっと話はそれますが、すごく有名な本なのに、キャラクターグッズがたくさん出ていたり、アニメ化されたりしているために、原作をなんとなく読んだような気持ちになって、でも本当は原作を読んでいない児童書ってけっこうあると思いませんか。

たとえば、『星の王子さま』とか、『ムーミン』シリーズ、とか。

私が最近読み始めた池田あきこさんの、「猫のダヤン」シリーズも、そんなファンタジーの一つかなと思うのですが、遅ればせながら私も最近読み始めました。

f:id:ferienomori:20170118184203j:plain

おもしろいんすよ、これが。ダヤンはかわいいし、ジタンはカッコいいし。

もっと早く読んでいればよかった。(遅すぎるよ、私…)

ダヤンはもともと革人形作家さんだった池田あきこさんの革工房のシンボルマークとして誕生した猫なんですよね。だから革のグッズが先に販売されていて、それに続いて絵本、ずっと後になって小説が出版されたそうです。

2013年にダヤン生誕30周年を迎えたというのを知り、「30年も本もグッズも売れ続けているなんて本当にすごい」と思っていたのですが、その30周年のアニバーサリーBOOKの中で、池田さんが「(今までに)ダヤンがブレイクした時はなかったのよ」とおっしゃっていたという記事を読んで、ものすごく驚きました。

絵本やファンタジー小説を読んだことがなくても、きっと誰もが知っているであろうダヤン。でも、作者の池田さんにとっては、ブレイクして有名になったのではなく、30年という長い月日の中で、コツコツとダヤンとの日々を積み重ねていった結果、今のダヤンがあるんだなぁと。

それで話は戻るのですが、ルーチカも、ブームやブレイクなどはありませんが、これからもルーチカがてくてくと歩いて読者のみなさんの心の扉をひとつひとつノックして、友情をゆっくり育むように広がっていってくれたらうれしいなぁと思います。それがルーチカらしいなといつも思うのです。

これからもルーチカたちをどうぞよろしくお願いいたします。

 

広告を非表示にする
<