銀の小箱

児童文学・童話作家 かんのゆうこのブログ

『はこちゃん』翻訳版が出版されます。

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2013年に講談社より出版された絵本『はこちゃん』(講談社刊)の翻訳本が台湾の出版社より出版されます。

 

オファーをいただいたのは随分前だったのですが、今日、ようやく見本が届きました。とてもきれいな出来上がりでうれしいです^^

 

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日本語版と並べてみました。

 絵を描いてくれたえがしらみちこちゃんは、つい先日、MOE絵本屋さん大賞の『パパママ賞』で、著書『なきごえバス』が第1位を受賞したばかり。^^。

なきごえバス (コドモエ[kodomoe]のえほん)

なきごえバス (コドモエ[kodomoe]のえほん)

 

 この絵本、本当にかわいくて、展開もよく、ぽかぽかあったかーいお話なので、ちいさいお子さんがいらっしゃる方にはとってもお勧めの一冊です。(ラストがまたすごーくいいんですよ)

 

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『はこちゃん』は、自分の名前に自信が持てない女の子が、名前の由来をおかあさんから聞いて、自分の名前が大好きになるお話で、私自身の幼い頃の体験を思い出しながら書いた一冊です。

 

子どもの頃、私は「ゆうこ」という名前があまり好きではありませんでした。当時は女の子の名前の9割に「子」が付く時代でした。おまけに「ゆうこ」という名前はとても数が多く(何年にもわたって『ゆうこ』は、名前の人気ランキングで第1位が続いていました)クラスに1人は必ずいて、多いときには3人もいた時がありました。

 

私はそんな平凡な名前じゃなくて、「子」が付かないようなかわいい名前がよかったなぁ・・なんて、こども心に思ったものでした。

 

でも、親から自分の漢字の名前の由来を聞いて、私の幸せを願う気持ちが込められていたことを知ってから、だんだんと自分の名前が好きになっていきました。

 

 名前は、親からこどもへの初めての贈りもの。こどもたちがみんな、自分の名前に自信と誇りを持って生きていってくれたら・・・そんな願いを込めて、この絵本を作りました。

 

 

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