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銀の小箱

児童文学・童話作家 かんのゆうこのブログ

たなか鮎子小作品展「コぺルニクスの箱庭」

*展示会が終了したので、新しい写真を追加しました。

 

先日日記でご案内した、たなか鮎子ちゃんの個展「コペルニクスの箱庭」に行ってきました。

kanno-yuko.hatenablog.jp

 

 

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 個展会場のギャラリー「巷房」(こうぼう)が入っている銀座の奥野ビルは、昭和時代に建てられた趣のある古い建物。オーナーさんに選ばれた人しか展示できない場所なのだそうですが、現在2年先まで予約がいっぱいという人気のギャラリー。

 

 

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 会場入り口に立っているたなか鮎子ちゃん。

 

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 巷房の階段下にあるかわいらしい展示場所(広さ二畳ほど)は、今回の作品テーマ、「コペルニクスの箱庭」にぴったりの空間でした。

 

 

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 作品「箱庭覗き」

 

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作品「本を泳ぐ人」

 

 

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 作品「対話」

 

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 作品「転回、もしくはさかさま」

 

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作品「ひらめき」

 

もっとたくさん写真を撮ったのですが、まだ開催期間中なので、個展が終了したら、たくさん細かい写真をアップしますね。とにかくすばらしくて、私はこどものように会場にしゃがみこんで、「じー・・・」っと見入ってしまいました。

 

クールで、哲学的で、無駄なものがそぎ落とされた美しい世界。それでいてどこかコミカルで、優しくて、ほほえましい鮎ちゃんの作り出す世界の住人たち。

 

鮎ちゃんの絵の世界からそのまま抜け出てきたような立体のひとたちに出会えてうれしかった。海外で活動しながら、いろんな体験をして、鮎ちゃんも自分の新しい世界をどんどん広げていっているんだな・・・と思うと、なんだかじんわりと言葉にできない感動が胸に広がっていきました。

 

とてもお勧めの作品展です。ご興味のあるかたは、ぜひお運びください。その際、会場の入り口に、鮎ちゃんがこの個展のために書いた小さな物語が載っているリーフレットが置いてありますので、ぜひ一部持ち帰ってくださいね。とてもいい文章だったので。

 

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リーフレット・あとがきより】

現代の青年が、天文学者コペルニクスの思索の世界を歩く、小さな物語。今回私は、そんな空想の世界を立体作品にしました。16世紀、地動説を唱えて世界の人々のものの見方を180度変えたコペルニクス。柔軟な心を持った人だったに違いありません。

これまで絵本作家・さし絵画家として活動する中で、時代や文化を超えて、さまざまなアイディアへの架け橋となり、私たちの世界を広げてくれる「物語」の偉大さを感じてきました。心に「小さな非日常空間」を持つことで、私たちの想像力は豊かになり、人を理解する優しさを育てることにもつながります。

ここ数年ヨーロッパに拠点を移し、そのデザインアプローチに触れたことで、これまでの絵画表現に加え、空間的な立体表現でも物語を語りたいと思うようになりました。「日常の中の小さな非日常」を楽しんでいただけたら、嬉しいかぎりです。

たなか鮎子

 

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 連絡しないでとつぜん行ったので、すごく喜んでくれていつもよりテンション高めの鮎ちゃん(笑

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