銀の小箱

児童文学・童話作家 かんのゆうこのブログ

自分の石

夏日が続きますね。暑さに強いわけではないけれど、私はわりと夏がすきです。

 

先月はまるまる一か月間、何もせずにぼーっと過ごしていたので、7月に入ってから仕事を再開しても、なかなか調子がもどりません。

 

・・・ま、こういうときもあるよね。こつこつ、ゆっくり書いていこう。

 

今日、すてきな石の絵本を再読したので、ちょっとご紹介します。

 

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『すべての ひとに 石が ひつよう』(あとがきより)

『こんにちは、友だち。あなたは、自分の石をもっていますか。わたしはもっていますよ。わたしの石は、てのひらにすっぽりはいるぐらいの、円形をした平たい石です。かれこれもう15年も、その石とは一緒に旅をつづけています。わたしが石との付き合い方を学んだのは、その石からでした。(中略)

石はそれぞれが、記憶装置ですし、生きている小さな地球です。石とのつきあい方がわかってくれば、地球とのつきあい方もわかります。自分の石をてにいれたとき、あなたは地球とひとつにつながるのです。なぜ、すべてのひとに石がひつようなのか、そのときには、きっとあなたにも、答えがわかっていることでしょう。』(『翻訳者 北山耕平)

 

この絵本は、1974年に刊行され、以来、『至高の石の本』として版を重ねながら世代を超えて読み継がれているそうです。

 

内容は、こどもたちが『自分の石』を見つけられるための「10のルール」が、自由詩の形で書かれています。

 

でも、こどもたちはきっとこのルールを読まなくても、ちゃんと自分の石を見つけられる気がするな。

 

だからこの本は、おとなになってしまったわたしたちが、自分の石に出会うための絵本なのかもしれない。

 

おとながこどもといっしょにこの絵本を読んで、こどもといっしょに「自分の石」をさがしにいくのもすてきな体験だと思う。

 

今年の夏休みは、自分の石を探しにでかけてみませんか。

 

 

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